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DATE2023.05.28

この記事を書いた人

メアリー

食道楽あたみ暮らし 春編

お久しぶりです、メアリーです。

 

昨年は、東京の会社を休職し、熱海でゲストハウスのスタッフをしながら暮らした日々について、「読みもの」に綴らせていただきました。

 

あれから半年以上を経て、私の境遇は大きく変化しました。結論から言いますと、熱海に住民票を移してしまったのですが…経緯などは長くなりますので、次の機会にでも書きたいところです。

 

前回の記事以来、熱海にも新しいお店が出来たり、私自身の行動範囲が広がったりで、数々新たな出会いがありました。

 

今回は、前回の記事には登場しなかったお店を幾つか、紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

昼・喫茶編

 

 

1.菊香堂

 

昭和町の古き良きパン屋さん。ショーケースに並ぶ総菜パンや菓子パンは、気取らないラインナップで、優しい味。朝食や、仕事の途中の腹ごしらえにちょうど良いのです。

 

 

 

 

 

2.薬膳喫茶gekiyaku

 

場所は来宮神社から更に坂を上って、西山町。車を持たない私は、徒歩で訪れるのにちょっと覚悟が必要ですが、それでも行きたくなるお店。

 

 

▲ なつめ、クコの実、白きくらげなどの入った薬膳茶、お粥…どれも、胃も心もほっと落ち着く味です。

 

 

 

3.カフェ・ビストロ ソレイアード

 

フレンチのお店ですが、ランチセットは非常にリーズナブル。前菜、メイン、パンと食後のドリンクが付いて、ボリュームも十分。前菜、メインは週替わりで、スープ、デザートを追加することもできます。

 

 

 

 

 

つい昼食は簡素に済ませてしまう私ですが、時々「ゆったりと腰掛けて、丁寧な食事を味わいたい…」という気分になると、こちらのお店に訪れます。また特別な日には、ディナーでも利用したいところです。

 

 

 

4.あいぞめ珈琲店

 

 

熱海駅から伊豆山まではバスが出ていますが、私はサンビーチから海岸沿いに20分ほど歩いて行くのが好きです。

 

 

伊豆山を歩いていると、ゆっくり時間が流れていくような気がします。

 

 

 

店内の大きな窓からは海を正面に臨むことができます。珈琲だけでなく、フレンチトーストなどの軽食も美味しいお店です。

 

 

回数券を購入できるのですが、この回数券は、店の壁に貼って、他のお客さんに使ってもらうこともできるようです。以前訪れた時には、地元の子供たちが、この回数券を使ってドリンクを注文していました。ここが、地域に根差し、人々を繋げる役割を果たすお店だと分かる、素敵な光景でした。

 

また、定期的に、熱海周辺で暮らす・働く20代~30代を対象に、ボードゲーム大会、たこ焼きパーティーなどのイベントを開催されています。熱海の同年代と知り合いたい若者のみなさんは、要チェックですね。

 

最近、YouTubeチャンネルを開設されました。現時点でアップされている動画では、熱海の名所を、実際に歩きながら紹介しています。

 

 

 

 

夜・飲み編

 

 

1.marunowa CRAFT

 

フレンチの技術をベースに、地物など様々な食材を用いる人気の居酒屋・マルノワの二号店。熱海のジビエを使ったケバブと、世界各国のクラフトビールを飲むことができます。

 

ケバブは全く臭みがなく、ジビエに慣れていない人こそ食べてみる価値あり。

 

 

 

▲ビールは頻繁に種類が入れ替わるので、足繁く通いたくなるお店

 

 

明るい時間帯から開いているところ、スタンド形式で隣のお客さんとの会話が生まれやすいところ、大阪弁の陽気な店長の人柄も魅力。関西出身の私は、いつも以上にリラックスした気持ちで過ごせる場所です。

 

 

 

2.銀座町4-14

 

お酒とアテのお店。番地を店名にしているところが個性的です。お酒もアテも種類豊富で、飲む人も食べる人も一緒に楽しめます。アテは一般的な食材を使いながらも、独創的。私は自炊もするので、このお店では料理に舌鼓を打ちつつ、料理をする際のクリエイティビティにも強い刺激を受けています。

 

 

ちくわぶナポリタン

 

ホタルイカのなめろう。季節の食材も楽しめます

 

 

 

3.ヨイカモメ

 

自家焙煎珈琲を販売する「カモメ珈琲店」の店舗にて、曜日限定で営業されているバー。

 

 

 

 

糸川沿いの立地は、私のようなバー初心者ひとりでも入りやすい雰囲気。あたみ桜の季節にはとりわけ趣のある風景でした。

 

カモメ珈琲店の珈琲や季節のフルーツを使ったカクテルの他、海外のビールも取り揃えています。

 

 

 

 

 

何よりワクワクするのは、好みやイメージを伝えれば、即興のカクテルを作ってくれるところ。肩の力を抜きつつ、本格的なカクテルを楽しめるお店です。

 

 

 

4,スナックあた美

 

熱海のメインストリート、銀座商店街の脇道に入ると「スナック博多」の看板が見えます。看板は昔の店名のままですが、現在ここは「スナックあた美」。

 

 

 

 

また、他の熱海の多くのスナックとは異なり、カラオケの設備はありません。歌に苦手意識のある私は、むしろこういったお店を選んで入ってしまうのですが…店内もスナックというよりは、オーセンティックなバーの装いです。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

今回は、「食道楽あたみ暮らし 春」と題して、最近のお気に入りのお店を挙げてみました。熱海の街は目まぐるしく変化していくので、また次々と、新しいお店との出会いがあることでしょう。

 

次は夏になるのか、更に先になるのかわかりませんが、飲食店に限らず熱海の個人的ホットスポットは随時、紹介していきたいと思っています。

 

 

余談ですが、先日、熱海港の海釣り施設で初めてサビキ釣りを体験しました。その時は釣った魚をリリースしたのですが、次は自分で捌いてみたいと思っています。

 

魚の他にも、熱海の食材を使った自炊にも挑戦していきたいです。そして地物料理の提案なども書ければ、これまでの記事とはまた違った、熱海の魅力を発信できそうですね。

 

 

これからの熱海生活も、ますます楽しみです。

 

 

Googleマップにもまとめてみました。熱海歩きのご参考になれば幸いです。